大腸内視鏡検査を生まれてはじめて受けてみました

大腸内視鏡検査

私の家系は代々、胃腸が弱い。父は胃潰瘍、弟は潰瘍性大腸炎を患っていた。

「歳を取ると、お腹が空いてるのか、空いていないのかが、わからなくなる」と友人が言っていたが、たしかに言われてみれば私にも思い当たるふしはある。

ただ食事時間になったら食事をしているという毎日だ。

そんな私が大腸内視鏡検査を受けようと思った一番の理由は、知人が大腸がんになったからだ。

その方は、半年に1回は便検査を受けていて問題なしだった。内視鏡検査は受けたことがなく、便検査だけでは難しいからぜひ大腸内視鏡検査をと、知り合いに訴えていらっしゃった。

アラカンになり、一回くらいは大腸内視鏡検査を受けておこうと決意しました。

この記事では、これから検査受けるという方や、どうしようか迷っている方の参考になればと思います。

検査する病院選びは大切というはなし

大腸内視鏡の検査をする病院選びは、何と言っても実際に検査を受けたことがある人から聞く口コミが一番信頼できます。

一般的な口コミは、人によって誤解もあるし一概に全てが正しいかはわかりませんが、ソースが知人であれば大丈夫!

そこで、今回は実際に検査を受けた知人からの口コミにより決めました。

  • 病院がきれいだった
  • 検査実績が多い
  • 先生がはきはきしている、信頼できる
  • カメラさばきが上手

以下は実際に私が検査を受けて感じたことです。

病院がきれい

病院がきれいだったことは良かった。大腸内視鏡検査は初めてなので緊張もするし、心理的な意味でもトイレがたくさんあって待合室がきれいなのは、気持ちが落ち着きます。

個人的には、大きな病院より個人病院というのも良かった。

検査実績が多い

この病院で検査を受けようと思っていると言えば、「私も検査はいつもそこだよ」という声がどこかしこで聞かれる。

この田舎では情報も密で、行く人も多いということだ。検査実績が多いのだから安心できる。ただそれだけ。

先生がはきはきしている

実際に私が感じたのは、検査を流れ作業的にするのではなく、患者に寄り添って質問には、真摯にはきはきと答えてくれたこと。

よく、口元でもぞもぞしゃべる先生がいるが、年をとると聞き取りにくいんだわ。個人的な意見で申し訳ないけど。

カメラさばきが上手

小腸の入り口まで何分!とカメラワークがもたもたしていないので、全く不安を感じなかった。

検査中に「あれ?」とか「ん?」とか不安な言葉がなかったので良かった。

検査までの準備

病院が決まれば予約します。

私が予約した病院は、問診票をホームページからダウンロードすることができたので記入して準備することができ、検査までに気をつけてほしいことはFAXで送ってくれました。

【検査3日前】

以下の食べ物は控える。好きなものばかりでしたが、仕方ない。

  • わかめなどの海藻類
  • ごぼうやたけのこ、きのこ、こんにゃくなどの繊維質の多いもの
  • 大豆、あずき、みかんなどの皮がのこりやすいもの
  • ごまやとまと、キウイなどの小さな種

【検査の前日】

夕食は夜9時までにすませること。お水やお茶は大丈夫。

【検査当日】

朝から絶食。病院によっては前日に下剤を処方されるようです。検査当日はトイレに何回も行きます。替えの下着は持っていると便利かもしれません。

検査開始の4時間ほど前に下剤を1.8L、時間を分けてゆっくり飲みます。紙コップ1杯の下剤を10分かけて飲むというスケジュールを繰り返します。

下剤の味は、スポーツドリンクのような味でわりとごくごくいけます。

私の腸は、一般より長く「はり」がなく「たるんでいる」そうだ。なんか嫌な言葉だ。なので、腸管洗浄にかなりの時間がかかってしまった。

下剤1.8Lでは足らず、おかわりしてしまった。

腸内がきれいになるまで、トイレを済ませるとブザーを押して看護師さんに確認してもらうの繰り返しで、看護師さんのOKがないと下剤のおかわりは続く。

確認してもらうのが恥ずかしいと言う人もいるが、入院した経験があるからか私は全く大丈夫だった。

最後渾身のトイレでは何とかOKサインがでて、いよいよ生まれて初めての大腸内視鏡検査へと進みます。

いよいよ大腸内視鏡検査へ

看護師さんからゴーサインをいただき、晴れて大腸内視鏡検査室へと案内されました。指輪やアクセサリーは外して、専用の服に着替えます。

鎮痛剤の注射を打って左腹を横にしてセッティング。

さぁ入ります!という言葉もなく(言ってるかもしれないが)、トロンとし意識の中でカメラはどんどん奥へ進みます。痛みはありませんでした。

問診の時に、「右腹が痛いときがある」と言っていたので、そのあたりも丁寧に見ていただいたようで、時間にして10分くらいだったでしょうか。

ポリープがあるともう少し時間がかかるかもしれませんが、それでも検査自体はあっという間に終わります。

大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合

内視鏡検査でポリープが見つかった場合は、切除して精検に出して詳しく調べます。後で詳しく先生から話を聞くことができます(大きさや数など)

鎮痛剤を打つので切除するときも、痛みはありません。車で病院へ行っている人は、少し休んでから帰るほうが良いと思います。

切除した場合、その部分から出血する恐れがあるので3日間ほどは注意が必要です。

  • なるべく安静にする
  • お腹に力を入れず重いものはもたないこと
  • 消化の良い食べ物を摂るようにする(例えばうどんなど)
  • 入浴は控える(シャワーのみ)
  • アルコールも控える

切除するということは手術したということです。なので、保険に任意で加入している人は、日帰り手術で保険が下りる場合があるので、加入している保険会社に確認してみてください。

待合室で一緒になったご老人は、3年前に12個のポリープがみつかり、一度にたくさんの切除はできないので、一年ごとに4個ずつ切除して「今年でやっと最後のポリープなんだ」と喜んでらっしゃいました。

大腸のポリープは、ゆっくり時間をかけて大きくなると言われていて、小さな芽をつんでおくことで、リスクを減らすことができると考えられています。

大腸内視鏡検査を終えてみて

大腸内視鏡検査で何が大変だったかというと、普通は1.8Lの下剤で腸管洗浄が済む人が多い中、私はたるんだ腸なのできれいになるまでに時間がかかったことです。

1.8L以上のおかわりとなるとお腹がいっぱいになり、飽きてきますが、その頃にはそろそろ出口が見えてきます。

もしポリープが大腸に見つかっても「初期で見つかってよかった!切除できてラッキー!」と思えばいいと先生がおっしゃってました。

保険適用なので、心配な人は一度受けることをおすすめします。あっという間だから。

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